チームという単位は存在するが、メンバーのそれぞれのやっている仕事の内容をよく知らないし、代わりにやることもできない。
1年以上チームのやることが変わっておらず、チームメンバーも固定されている。
チームメンバーの行動/発言を明示的に承認行為をおこなう習慣があるか。(成果ではなく行動したこと自体に対して、拍手する・感謝を述べるなど)
スケジュールがクリティカルな場合には当初から精密に、仮説検証や価値がクリティカルな場合には荒い粒度から段階的に詳細化するなどして、状況に応じて見積りや計画の方法を変えているか。
相対見積もりによって得られたベロシティの数値自体を、生産性の指標にしており、数値的なコミットメントや改善が要求されている。
チームのメンバーは、チームで合意した1カ月以内のサイクルでふりかえりを実施しているか。
明文化されたブランチ戦略が存在するか。そして、それは守られているか。
すべてのアプリケーションコードをGit/GitHubなどのバージョン管理システムで自社管理しているか。(権利を有する全てのソースコードについて、自社がアカウントを管理する統一のバージョン管理システムで扱っているか)
一部の人だけがテストを書き、一部の人はテストを書かないといったように自動テストを個々人の努力目標などになっている。
各APIに対して、ネットワークを経由したE2E(ステージング・本番どちらに対するE2Eテストかは問わない)のテストが存在しておらず、死活監視ができていない。
ドメインイベントの発火に伴いPublish/Subscribeモデルを利用した仕組みで、関連サービスとの連携が可能か。またその履歴データが保存管理され、これらのイベントリプレイから再突合や監査の自動化が可能か。
開発速度(デプロイ頻度)を低下させるようなセキュリティルールが、施行されていて現況に合わせたアップデートが行われていない。
事業システムのデータベースに直接アクセスして、分析用の処理を走らせている。
利用中の外部サービスにリアルタイムなデータ連携するための機構が存在しない。
分析・開発や運用のバリューストリーム上の各種サイクルタイムを計測しており、継続的に改善しているか。
簡単なデータ集計であっても、エンジニアを経由しなければ取得できない。
マーケティングのオペレーションの業務の割合と企画・戦略の業務割合を棚卸しして、自動化・最適化のためのリソースを割いているか。
広告運用の成果報告がフォーマットに沿って自動的に行えるようになっていない。
B2Bなど顧客における関係者が複数人いる場合、購買プロセスの各担当者など、意思決定に関わる人物の数だけ必要なペルソナを作っているか。
顧客に対してNPS(ネットプロモータースコア)や満足度を継続的に測定しているか。
ユーザーインタビューの実施のための稟議やフローは軽量で、一ヶ月以内に行うことができるか。
仮説をもたずにインタビューを設計しており、インタビューイの要望をそのまま拾い上げたり、サンプルの少ないインタビュー結果をそのままセグメント全体問題としてとらえてしまっている。
UIデザイナーが作成したデザインをソースコードに自動的に反映するためにツールを利用しているか。
フロントエンド開発とバックエンドが密結合しており、APIモックサーバーなどを用いて、バックエンド開発と並行して開発をすすめることができない。
スパン・オブ・コントロールの基準を(最低4名-最大10名など)設けており、それに外れた部門数などをモニタリングしているか。
行っている業務と部門の役割が一致するように部門のミッションステートメント(業務分掌)を明確に決めて全社に公開しているか。
チャットサービスは全社で同一のサービスが導入され、チャットを通じた業務上の手続きの自動化(ChatOps)が可能か。
各種ミーティングにおいて、オンラインでアクセスできる共通の議事録をとっていない。
新入社員向けカリキュラムが、自社内でしか通用しないノウハウに特化したものとなっている。
採用部門の予算計画が存在しない、または行使可能な予算金額が年間の採用目標人数の年収合計に対して25%以下しかない。